TOKYO 2020

TOKYO 2020あの瞬間を皆さん何回見たことでしょうか?私もご多分にもれず、朝4時頃には目が覚めてしまってそれからテレビにくぎ付けで5:20にその瞬間をテレビの画面で見ました。その後、テレビであの瞬間とそれまでのいろいろな秘話や当日のプレゼンテーションが何回も繰り返して登場してきますが、ロゲ会長に封筒が手渡されて開封するあの数秒間の沈黙の長かったこととその次の瞬間の一言でわれんばかりの歓喜に変わったあの一瞬は忘れられません。「お・も・て・な・し」あのスピーチも最高でした!

今までにもいろいろな感動の瞬間をテレビで見てきましたが、今回の感動はちょっと違いました。その時は「なぜ感動が今までと違うのか?」よくわかりませんでした。しかし現実に戻りながらその映像を繰り返し繰り返して眺めていると少しずつわかってきたことがあります。それは7年後という時間的な約束がその時点で確約されたのです。その約束した相手はたくさんあります。体面上は日本が世界の国々に対して、国内では各種競技団体や政府や東京が約束したわけです。更に言えば個人個人にもその約束というか将来の夢が託されたわけです。皆さんもすぐに頭の中で7年後という言葉が一人歩きし始めて、「7年後の自分は何をしているだろうか?」と考えたはずです。また自分に子供がいれば、「日本の子供たちの中からもしかしたら自分の子供かもしれないし、同級生がオリンピックに出場するかもしれない」と一瞬でも思いませんでしたか?そうです!TOKYO 2020は7年後という将来の夢や希望が生まれた瞬間なのです。今は1年先も見通せない世の中ですが、7年後までの努力する目標ができたのです。それが自分の場合は7年後の子供の成長という時間経過を見届け、2020.7.24の東京オリンピック開会式の日をどのような姿で見ているのかを今からいろいろと想像するのです。そのとき子供はどんなに成長しているだろうかと考えながら。

TOKYO 2020で思い出させてくれたこと、それは最近の数ヶ月先さえわからない不確実な世の中で、3.11を機に不安が世の中をとりまきこれからもその不安がすぐに消去できないこと。福島の方が「オリンピックも嬉しいけど、震災を忘れてほしくない」とか「今は復興が先で素直に喜べない」とも言われていました。当然のことだと思います。しかし皆、明日に向かって歩いていかなければならないこともわかっています。近い将来の方が遠い未来よりも大切なことも承知の上です。皆がもがいている中で7年という期限をいただき少しでも早く成就するにこしたことはありませんが、「東北・日本の復興」という大きな目標ができたわけです。重要なことは7年後という未来に向けてがんばるぞという覚悟や自分や家族に対しての約束を心の中に抱いたことです。TOKYO 2020その時自分はどうしているかはわからないけれど、笑って家族と一緒に開会式で日の丸が上がり聖火がともされるその瞬間を目に焼き付けたいと思います。なぜならその次の日本でのオリンピックは自分が生きているうちには絶対にないだろうから。

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TOKYO 2020 への4件のフィードバック

  1. Kより のコメント:

    しいちょんへ

    LIVEで2020年夏季五輪の東京開催が決まった瞬間は見れなかったけど、
    後から何回見ても興奮、感動しますね。
    この五輪開催を期に『被災地復興・経済環境』が更に良い方向に進む事
    を切に願ってます。

    K.Kより

  2. 椎木 のコメント:

    K 君へ
    いつもコメントありがとうございます。2020年、何してますかねえ?また皆、どうなってますかねえ?勿論、関東在住の方はTOKYO 2020のライブを堪能できることと思います。こちらからも土日使って行きたいとマジで思っていますが、皆同じ気持ちで東京は大混雑でしょうね。今から7年後までのはりができて楽しみです。椎木

  3. Kより のコメント:

    しいちょんへ

    2020年は本当に楽しみだね。
    実は昨日誕生日を迎え、大台に乗りました。
    自分の7年後は想像がつかないけど、健康に
    留意してライブ観戦したいと思ってます。
    これまで自分の身体の事はあまり気にかけて
    こなかったけど、大台を期に少しは考えない
    とね。TOKYO五輪と少し話しがずれたけど、
    自分も色々な面ではりができました。

    K.Kより

  4. 椎木 のコメント:

    K 君へ
    とうとう大台ですか。僕は来年の1月です。それでも数十年前に、30歳になったらどうしてるかとか、40歳になったときは?とか50歳は何をしてるだろうと区切りの誕生日が来るたびに思ったものです。それもひとつひとつクリアしてとうとう大台に乗っていくことを感慨深く思っています。椎木

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