最近の中高運動会

最近の中学、高校では5-6月に文化祭や運動会をするところが増えてきています。うちの長女と長男が通う学校の文化祭は秋に開催されますが、運動会は梅雨真只中の6月下旬の日曜日に毎年開催されます。普通なら1週間くらい前から週間天気予報にくぎ付けになります。大体1週間先の天気なんてあてになりませんよね。2-3日前になりようやく雨だけは回避できそうだなんて確信を持つのが普通ですよね。それでも雨が降ったら翌日に延期?とモヤモヤ気分はマックスに達します。しかしうちの子供たちの学校は新設校で考え方も今風なのか、運動会は広島サンプラザという体育館で開催されるので全く雨の心配はいりません。あの全日本バレー広島大会やプロレスや有名歌手のコンサートも開催されるところです。かなりスペースが広く100mトラックが1周は十分とれますし、2階の観客席も3000席以上あり、生徒と父兄が全て座っても余裕です。何より大人にとっていいことはクーラーが入って快適なことです。競技者である子供たちも熱中症にもかかりません。いわば一石三鳥といったところでしょうか。非常に便利で現代感覚にマッチしていてこれからも体育館での運動会を否定する気はありませんし、主人公である子供たちが運動会自体を楽しんで良き思い出にすることができれば全くこだわりもありません。むしろ予定変更がなく、体調管理も十分に行えるので個人的には大賛成です。

しかし以前にも小学校の運動会をとりあげましたが、運動会というものは秋晴れのもとで日曜日にするものだと信じているもう一人の自分がいます。それは若者から見れば「最近の年寄は・・・?」と言われかねない自分です。自分も若い頃(今でも十分に若いと思っていますが)言い換えれば20歳頃(当時の懐かしい言葉で「新人類」)と定義しておきます。その時代には自分たちと同じ40-50歳の中年がいうことを同じように「旧人類は全くわかってないよねっ!」と思っていた自分がいました。世の中は同じように繰り返していくということでしょうか。繰り返しと言えば人間は同じ過ちを幾度となく繰り返してしまいます。傍目八目(おかめはちもく)言い換えれば当事者ではなく第三者的な物の見方をする場合は冷静に判断できますが、当事者になると熱くなってダメなことってよくありますよね。これが些細な過ちだったら繰り返されても大事に至らず人間は学習します。しかし大きな過ちは戻ってきませんし、将来に禍根を残します。戦争などがよい例だと思います。最近、日本の周辺海域でいろいろと物騒な話が多々あります。我々が次世代の子供たちのために何をすべきかを考えなければいけない時期に来ていると思います。

話の内容が逸れてしまいましたが、運動会の名物はクラス対抗全員リレー(クラス全員が順番にバトンを渡して走るリレーでクラス対抗)です。速くても遅くても見る者も手をたたいて一緒に応援をして楽しむことができます。転んでも立ち上がって走ります。そして次の走者にバトンを渡します。それを繰り返してゴールに駆け込みます。子供たちの元気な姿を見ることができた素晴らしい1日で、梅雨のジトジト感も吹っ飛びました。

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