セラミック歯を入れて

先日、歯垢を取りに弟の歯科に行きました。半年に一度は必ず歯垢を取るようにしています。自分ではきれいに歯磨きをしているつもりでもなかなか歯垢はとれず、いつの間にか虫歯になっていることも多く、過去にも何度かは歯垢取りの予定がそのまま虫歯治療になったことがあります。また今は歯周病にはなっていませんが、将来ならないとも限りません。今回も一本ほど虫歯になりかけがあり歯垢取り&虫歯治療になりました。

以前なら、虫歯治療の場合まず麻酔をかけてから虫歯を削って、粘土みたいもので歯の型枠をとってその日は仮の詰め物をして終了。一週間後に銀歯ができるために予約をとって出直し。下手したら2回では済まずに3回、4回行くこともざらでした。もっと過去にさかのぼって自分が小学生の頃は、もう40年近く前になりますが、その当時は歯を削る時でも簡単な処置で終了する場合は、麻酔すらかけずに削られることもあったように記憶しています。当時はそんなものかと思っていましたが、今では想像もできません。最近では、麻酔薬を注入する注射針も超極細になり、歯茎に麻酔をする最初のチクッとする痛みもあまり大げさに感じません。本当に歯科医療も進歩したものです。

弟も兄弟の血のつながりでしょうか、結構新し物好きで、最新の医療機器を導入しています。虫歯を早期にみつけるためにCTを導入したり、患者さんに理解しやすいようにデジタル画像を駆使して説明をしたりしています。そこまでならまだこのあたりを探せば同じような歯科医院はあるでしょう。しかし今回はちょっと感激ものでした。というのもあまり痛くない麻酔をして削って型枠をとるまでは一緒ですが、その後がびっくり。型枠をとってから2時間後にはセラミック製の歯が自院で完成していました。つまり一度帰宅して2時間後に再度歯科に行ってセラミック歯を詰めて完了です。またセラミック製ですのでほぼ真っ白の歯に早変わり。近くからみても義歯かどうかなかなか見分けがつきません。松崎しげるになったつもりで愛のメモリーが歌えそうです。このギャグで笑えた人は私と同年代でしょうか?まだ私の歯は歯槽膿漏や歯周病にはなってないのですが、小さい頃からの虫歯の治療で銀歯がたくさんキラキラと光っています。それを1本1本白くしていけば芸能界にデビューできるでしょうか?しかし難点がひとつ。この治療は自由診療なので保険がききません。まだ10ヶ所くらいありますので全て変身させたら一体いくらかかるのでしょうか?この値段さえクリアできれば素晴らしい治療だと思います。都会などで美容形成外科が自由診療で流行っているのが頷けます。初対面でにこっと笑って歯がキラリと光るのと白く輝いているのとではどちらがよいかは自明の理でしょう。医療の進歩はすごいなあと改めて感じましたが、将来はiPS細胞で自分のエナメル質の歯も再生できるようになるのでしょうか?その頃には私も後期高齢者になりインプラントをするのではなく自分の歯の再生医療を受けてみたいものです。しかし毎日の歯磨きをしっかりして自前の歯を維持することが重要なのは言うまでもありませんよね。

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