まだまだ入試にチャレンジ真最中~その2~

現在、二次試験で7割を目指して数学と物理を頑張っています。まず前回の続きでどこの予備校も共通テストが終わると二次試験対策のための授業が行われますが、受験生によって受験する大学の難易度が異なりますのでなかなか共通テストのように共通の問題演習とはいきません。どうしても予備校は難関大学に照準を絞りますので、難関大学を志望していない予備校生は必然的に授業には出席せずに自習となります。一般社会と同じで予備校も成果主義が必要ですので「東大合格〇〇人」という文句がこれから先も世の中を賑わせることでしょう。当然、次男の場合も授業に参加せずに自習を選択しました。それでも40日強の長丁場のため流石に今回の我々の計画通りにミッションを遂行できるかどうかは自信がありません。よって以前長男の時に利用していた個別指導を週2回程度絡めることにしました。今回は途中からの利用ですが、プロ講師のためこちらのニーズに合わせて最後の詰めの指導をしてもらっています。今までは予備校の先生に質問や相談に行っていましたが、この時期になると皆が殺伐としていますので本人もあまり予備校には近寄りたくないようです。それでも今回の二次試験の志望校や私立大学入試の選択などは大手予備校のITにかなり頼って決定しましたので、ここまで来れば適材適所にうまく使い分けて合格を勝ち取るしかありません。また予備校の自習室はうまく利用しなければ損ですし、広島までの往復の定期券の有効期限もまだ残っていますので週の半分は広島往復をしてメリハリをつけています。

自宅でも時間のメリハリをつけさせるため年末まで毎日予備校に行っていた時間通りに起床させています。一般的に親は静かに本人を見守り体調管理や時間管理に万全を尽くすのが役割なのですが、私の場合は同時に物理の教科書を中心にその内容と演習問題を繰り返させています。特に物理は単位から公式が導けるためにその単位の意味とイメージを頭の中に刷り込んでいくのです。二次試験と言っても難関大学でない限り教科書をどれだけしっかりと掘り下げて理解するかが合否のカギと言っても過言ではありません。教科書を何度も繰り返して読んでその行間が見えてくればしめたものです。そこまで来れば敵がどのように問題を作成するかは過去問を解けば大体推測できます。この推測は自分が受験生の時は不可能でしたが、社会人として生きてきた人生経験がとても役に立ちます。現在の次男ではその域は当然無理ですが、大人ならこう考えてこう作問するという思考過程を教え込むことこそまさに魚釣りの秘伝を伝授するようなものであると言ってしまうと大袈裟かもしれませんが、合点がいくかもしれません。数学に関しては個別指導の先生の方針を優先させます。一方で最初の小問集合は必ず7割以上は必須でそこは私でも十分に対応できますので、出そうな問題をピックアップして最後の詰めをしています。残りの大問3題は1完答と残りは部分点狙いでギリギリ合格最低点に到達です。もし今回の入試で合格できなくても、人生の釣り方についても受験テクを通して十二分に伝授可能と思っています。

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