いざ大阪へ~その2~

前回の大阪ウォーキングツアーの続きで難波パークスから始めましょう。難波パークスは大きなショッピングモールですが、都会にはよくある建物で今回のツアーでは横目に見ながら黒門横丁に向かいます。黒門横丁は天下の大阪の台所として有名ですが、今日は日曜のためかコロナ禍のためか多くのお店が休業しています。通常ならばもっと賑やかで楽しいのかもしれませんが、本日は所々開いているお店を見ながら歩いていきます。

次は法善寺横丁に向かいます。ミナミの繁華街にありながら静かなナニワ情緒を漂わせている長さ80m、幅3mの細い路地が東西に延びるこの法善寺横丁は昭和の匂いを感じることができるレトロな場所です。平成、令和なっても昭和生まれは昭和の佇まいがあるとしっくりと落ち着きます。ここにはお好み焼きや串カツ店なども軒を連ねていますのでこのツアーが終了後に昼食をとろうと思っていましたので、ガイドさんに美味しくて人だかりの少ないお勧めのお店を教えていただいてツアー途中ですが、串カツ店で冷えた生ビールを飲みながら一休みです。しかしここで飲みすぎてはいけません。これから最大のクライマックスのトップガンの5回目の締めくくり鑑賞をIMAXで観るために万博記念公園まで移動しなければならないからです。その後、たこ焼きや豚まんなど食べ歩きながら、締めくくりは道頓堀の戎橋前のグリコで万歳の記念写真を撮ってツアーの終了です。この短時間で大阪の情緒を歩いて観ることのできるツアーは外国人旅行客に人気がありますが、地の利の無い我々にとっても外国人同様に十分に堪能できお勧めのツアーでした。

それから地下鉄とモノレールに乗り換えて万博記念公園駅に向かいます。程よい疲れとアルコールで空調のきいた電車内ではウトウトしてしまいましたが、映画館では眠れませんので、到着駅に近づくにつれて交感神経を徐々に高ぶらせていきます。モノレールの車窓からは太陽の塔が見えてきます。恥ずかしながら生まれて初めて現物を見ましたが、やっぱり大きくて岡本太郎は偉大で爆発しそうです。はるか昔、私が小学1年生の時に大阪万博がありました。その当時、今は亡き父に夏休みに大阪万博に連れていくようにせがみましたが、連れて行ってもらえませんでした。その代わりにということで夏休み東映まんが祭りの海底3万マイルに行きました。その当時の父のカブの後部座席に乗って当時はヘルメットなんてつけずにしがみついて徳山まで乗った記憶は今でも鮮明に肌に感覚が残っています。当時は6歳でしたので半世紀以上も前に大阪万博行きと夏休み映画祭りを対等交換したのは今でも悔いが残っています。現在では気軽に映画を観るためだけでも大阪まで新幹線日帰り旅行ができる時代になり、更に移動しなくても画面上で多くの人と会うこともでき、世界中の情報をネットとカード1枚で手に入れることもできます。そして最近はスマホが普及して若者だけでなく年寄りまでもがスマホを我が物顔で操っています。この50年の自分の歴史がモノレールと共に走りすぎるようにして万博公園駅に到着です。次回は私史上最高のエンタメのトップガンIMAXの実況生中継です。

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