今年の子供の春休みと国への要望

今年は新型コロナの影響で次男の春休みが大幅に狂っています。長男と長女は大学生のため1月から2月に試験が終了して、3月は元来の春休みですのでほとんど影響はないのですが、次男は高校のため2月下旬の安倍総理大臣の公立学校の休校要請に対応して日々刻々と社会情勢の変化に伴って右往左往しています。まずいきなり2月末の緊急休校要請で翌日には学校から当面2週間の3月15日までは臨時休校の措置を取ると緊急メールが回ってきました。自宅通学生は翌日から自宅にいればいいだけですので、これ幸いと自宅にこもってゲーム三昧です。一方で家の子のように寮生はすぐに帰省とはいかずに寮にとどまります。変に地元に戻って来るよりも新型コロナの発生していない地区の寮内にとどまる方が安全と言えば安全で親も安心です。しかし当人たちはいろいろな思惑があり早く寮から帰省を希望します。次男は寮に1週間いましたが、その後に帰省してきました。それではその間は何をしていたかと聞くと毎日学校に登校して自習やレクリエーションしていたとのことでした。流石に学校側も寮に缶詰めにするくらいなら一部の教室を開放して宿題や課題をさせるのもありでしょう。学校だろうが寮だろうがやることは変わりません。しかし子供からすれば規制をされるか帰省して遊ぶかは大きな違いですので何かと理由をつけて帰省しようとするわけです。帰って遊びたいのは親として十分に理解できますが、そうは問屋がおろしません。学校側は春休みの宿題を更にパワーアップした課題を追加してきます。そんなに多量に宿題を出すのなら寧ろ通常の授業を受けていた方が楽ではないか?と本末転倒の様相さえ見えます。そのような交錯した思いの中での2週間の緊急臨時休校です。

当初は3月16日から学校再開で準備をされてきたのも束の間、総理大臣から更に10日程度の延長要請があり、学校は再開されずに終業式をするから3月16日の週に学年で日を変えて登校することに変更とのメールが来ました。しかしその翌日に佐賀市内で初の新型コロナ感染者が出ますとまた状況が一変して、登校日も急遽中止になりいつの間にか4月の初旬の春休み明けまで継続して自宅学習に変更です。我が家はその朝令暮改にそれでも対応できますが、他の家庭が皆対応できるとは限りません。緊急事態で明日の事さえもわからない状況で皆頑張っているのですから不平などありませんが、振り回される方の身になって考えれば大変だろうなと思います。そこで今度は3学期の通知表はどうするのか?とか出席日数や授業進度はどうするのか?といういろいろな諸課題が出てきますが、こうなった以上2019年度3学期は全て評点なし、出席日数不要と文科省が一言いつものお得意のお役所独自の都合の良い解釈で全国の教育機関に通知を出せば済むことです。そういうことこそお役所が率先すべきです。4月には新年度から始まる制度の変更などでいつも社会が混乱しますが、Tokyo2020の延期や中止の可能性も言及されている最中ですので、勿論そのような制度の変更も半年から1年延期にすべきでしょう。

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