Tokyo2020チケット抽選~その2~

6月20日の朝のニュースで早速当選発表の手順を説明していました。どうせ午前中は仕事ですからこちらもそこまで必死でPCとにらめっこしようとは思っていません。申込者には個人宛にメールで合否通知が来るそうです。しかしID登録だけで700万人いますので早々にメールが到着するのも順番というものが存在します。木曜ですので仕事が半日で終わりますので午後にゆっくりと見ようと思っていました。昼過ぎに長女からメールで「落ちた」との一報がラインで届きます。それで少し気になりメール箱を探しますが、つまらないダイレクトメールばかりで肝心なメールは見当たりません。そこで登録IDから検索しようと東京五輪のHPに入りますが、「現在、あなたは130万人目で確認に1時間以上かかります」とのコメントが入り断念します。そうこうするうちに長男からも同じく「落ちた」との一報が届きます。これはかなりの難関で宝くじ並みかと不安が過ぎります。その時です。私のID宛にメールが届きました。Tokyo2020と書いてあります。「やっと来たか。でもどうせ当たってないだろうな」と期待せずに開きました。「当選」という文字が目に飛び込んできました。流石に閉会式は当たりませんでしたが、最終日の午前中の女子バレーボールの3位決定戦を4枚ゲットです。勿論家族で行くため席は一番後方の安い席ですが、それでも1枚8000円の合計32000円也です。女子バレーは最初から狙っていました。私がバレーをしていたこともありまた女子は世界ランク5-6位ですので地元開催の利を生かせばもしかすればこの試合はプレミアものになるかもしれません。これで今年の運は使い果たしかと思っていましたが、家内や次男のID宛には一向にメールが来ません。もはやこれまでかと思いましたが、それでもやはりこの目で確認しなければ気が済みません。仕方ないが100万番目だけど待つかということでHPの待機で待つこと1時間、忍の一文字です。

やっと自分の番が回ってきました。家内のIDを入力すると「当選」と出ていました。勿論閉会式は落選ですが、閉会式の前日の国立競技場の陸上決勝の一番後方の席をゲットしました。開会式や閉会式を観たいのですがそれは困難でも、責めて国立競技場で金メダリストと同じ空気を吸いたいのは皆同じです。これで死ぬまで東京五輪で国立競技場に行って観たと後世まで言い伝えることができます。こちらは1枚5800円で合計23200円也になり合わせて5万円を超えます。当選貧乏とはよく言ったものです。それに取れるか取れないかわからない東京の高い宿代や交通費を含めるとかなりのお盆休みの旅行代金になりますが、それでも一生の記念旅行になるはずです。そんなことを考えながら次男や母のIDを調べますが、皆落選でした。一応2勝4敗という結果になりましたが、それでも家内へのメールは届きません。結局吉報が届いたのは翌日です。

ここで我々の今年の運は全て使い果たしたのかもしれませんが、これで1年後までのお楽しみが増えました。やはり少し遠くに人参がぶら下がると毎日の仕事や生活に張りが出てくることを改めて感じました。

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