先日長男の予備校に行き担任と副担任の先生と本人抜きで3者面談をしました。4月初旬に寮に入ってから早3か月が経過しようとしています。入校当時は入試までまだ10ヶ月と思っていましたが、もう7ヶ月しかありません。およそ残り200日です。もう少ししたら100日をきりカウントダウンが始まります。桜が散って葉っぱは青々と茂りあと100日もしたら紅葉します。季節の移り変わりが今という貴重な時間を追い越していきそうです。次回の面談時は本人も含めて受験校を決定しなければなりません。まだそこまでは追い詰められてはいませんが、親としてはヤキモキする気持ちに変わりありません。しかし本日面談する先生は入試情報収集力が素晴らしくまた生徒の精神面やストレスなどの分析においてもしっかりとフォローしてくださると聞いていましたので敢えて入校時にこちらから名指しで担任をお願いしました。一度も会ったことはなく本日が初対面ですが、ブログなどを拝見していましたので初対面とは思えません。お会いするなりすぐに今後の入試対策についての質疑応答が始まります。
一般論として予備校生は1日最低10時間以上の勉強をして週80時間は最低でも確保してほしいと入校時のガイダンスで聞いていましたが、更に決してやらされた時間ではなく自分でやった時間の合計でないと意味がないとも言われていました。全くその通りです。しかし片方の耳からはそれでも質より量も大切では?という囁きが聞こえてきます。なぜなら長男の場合集中力はありますが、持続力がありません。喩えるならウルトラマンは重力の関係でしょうか?地球上ではたった3分しかエネルギーが持たずに宇宙へと帰っていきます。うちの子はウルトラではなくノーマルですが、エネルギー消費だけはウルトラマンに似ています。予備校の授業だけでもアップアップのようです。それを心配していた親としては「勉強時間はどんなものか?」とか「今後も授業について行けるか?」などの質問を矢継ぎ早にしました。それに対する返答もお決まりの文句で「その通りです。まだまだ不十分です」と言われるに決まっていると思っていました。しかしその返答は「一般論としてはその通りですが」と前置きはありましたが、「今のままで十分です」と予想外の答えが返ってきました。また「授業についていけない場合や講師との相性が悪い場合は集団授業をやめて個別対応にしましょう」という提案もありました。きめ細かい対応に定評がある予備校と聞いていましたが、こちらの予想を遥かに超えるきめ細かさでビックリしました。勿論のこと本人の成績や過去の経験から裏打ちされた自信もあると思いますが、「流石よく生徒を観察して個人個人の性格を見抜いているな」と感じた瞬間でした。
最終的に合格切符を手にするには本人の努力次第ですが、どうしても親を含めて予備校などの第三者のサポートも必要です。子供を預ける親としてその大役をお願いするには眼力などかなりの部分で予備校頼みになることも否めません。今回の第一回保護者面談は予想を遥かに超える収穫を得ることができました。次回は秋に子供と一緒に面談予定です。