今回は5年ぶりの中学の同窓会を開いての率直な感想を羅列していきたいと思います。個人名は出しませんが、今回私が再会して印象に強く残った先生や同級生を当時と現在のギャップを添えながら書き出していきます。まずは恩師の中でも強烈な印象を放つのは当時バスケットボール部の顧問の先生で何かあればすぐ手が出る先生でとても恐ろしい先生でしたが、そのような先生に限って卒業してからは他のどの先生よりも人間味にあふれる人物なのです。今回も少しの間お話をさせていただきましたが恐ろしさは全くなく懐かしさが倍増しました。まだまだお元気です。次に卒業時の我々のクラスの担任の先生は高校生になってからもグループでよく家に遊びに行き深夜までトランプでナポレオンをしましたが、60代後半でまだまだお元気です。現在は主婦ならぬ主夫で料理などの家事もバッチリだそうです。出席された先生の中で最年少は我々が中学に入学した時に新任で赴任され最後は私が校医を務めている和田中学の校長をされ定年退職されましたが、それがご縁で現在でも交流が続いています。当時は剣道部の顧問で部員の信頼も厚く当時で言えば「俺は男だ!」の主役の現千葉県知事の森田健作氏を重ね合わせてしまいます。あまり先生に紙面を割くと主役である同級生の事が書けなくなるので恩師はこの辺で終了です。
同級生の一番出世は生徒会長で東大に行って北野オフィスで映画監督兼評論家をされています。いろいろな場所で挨拶をされますが、彼のような生き方は常人ではなかなかできません。小学校から高校までずっと一緒でよく家に遊びに行きました。まだ独身で自分の人生を好きなように楽しんでいるようです。同窓会会長の彼は建築会社専務で立派な社会人ですが、当時は本当にやんちゃ坊主で先生泣かせの人物でした。当時は全く彼と交流はありませんでしたが、何の因果かこの同窓会実行委員会を通して話すようになり当時の話を聞くと度肝を抜かれる逸話の連続です。当時の私の知らない青春時代の一面を披露してくれて今となっては漫才のネタにもなりそうです。もう一人は言わずと知れた副会長の元お相撲さん。彼は地元でちゃんこ屋さんをしていてこの20年来贔屓のお店として私は通っています。また前回は出席できなかったけど今回は出席してくれた同級生が20人くらいはいました。前回は出席したけれども今回は都合で欠席の同級生を含めれば前回と今回で約120名と再会したことになります。そして2回とも欠席ですが、仕事の都合でどうしても参加できないという友人も多数いますので次回の6年後の還暦では仕事や子育てなどある程度人生の区切りの同窓会では多数の参加を期待できるのではないかと思っています。
同窓会が無事終了して安心すると同時に寂しさを感じます。それぞれ同級生の全く違う人生ですが、昨夜の一瞬だけは当時にタイムスリップして童心に帰ることができました。そして今日からまた全く違う人生をそれぞれが歩んでいきます。それでよいのです。日本のどこかでそれぞれ頑張って生きていればまた再会できます。次回の6年後の還暦の2023年8月13日に再会を誓いました。やっぱり中学の思い出は自分にとっては格別です。