毎年同じように日めくりをしていくと日にちの語呂合わせで記念日なるものがたくさんあります。毎月29日は肉の日である焼肉チェーン店では半額なる催しをしています。一度は行きたいなと思っていますが、なかなか行けません。また今年は8月11日が山の日という新たな祝日が増えます。海の日があれば山の日もあって当然ということなのでしょうけれどもお盆休みとつなげて我々自営業者も並びによっては1週間の休みを取ることも可能になるかもしれません。では語呂合わせで11月22日は何でしょう?「いい夫婦」の日だそうです。そしてその代表的な夫婦は三浦友和・山口百恵夫妻で何年も続けての受賞だそうです。現在のAKBなどの若い世代にことはわかりませんが、この夫婦なら伊豆の踊子は知らなくても日本中ほとんどの人は知っているでしょう。本当にこの夫婦なら11月22日にふさわしいと思います。彼らはもう銀婚式を超えていますが、金婚式を迎える11月22日にも話題にのぼってほしいものです。現代は結婚しない人が増えて少子化が叫ばれて離婚率も高くて夫婦円満にやっていくのも一苦労では済まないようです。
以前海外旅行したときに成田空港から飛行機に乗りましたが、大安の翌日のためか?機内には新婚カップルが結構いました。その当時は何も思わず新婚さんが多いなあくらいしか思わなかったのですが、その後何回も飛行機で新婚さんを見るたびに、その中でいくつのカップルが金銀婚式を迎えるのかなあ?なんて考えてしまいます。離婚した人生もそれは人生で、25年続いた人生もその人にとってみれば人生です。しかしその長い4半世紀のうちに子育てをしたり親の死に目に会ったり、または転職したりと人それぞれですが、その苦労も年輪を重ねていくうちに額の皺の一本一本に深みが加わっていくのではないかと思うのです。結婚すれば運がよければ子供を授かります。そして子供が成長するということは親も一緒に成長します。うちの子供もやっと今春で一番下が小学校を卒業します。まだまだ子育ては続きますが、子育ての第二ステージが始まろうとしています。小学校までは運動会を観に行くのが楽しい時代でしたが、今後は成長していくにつれ反抗期や進学など大人への階段を昇っていく我が子を観なければなりません。10年後には良い子育てを終えたなという感慨の気持ちに浸りたいものですが、現在進行形の長男の反抗期を肌で感じると、他人がそれは人生の一時的な風邪みたいなものと語りますが、当事者にとっては子供が反抗期を卒業するまでは到底楽観することなどできません。親として将来まともな人生を歩んでほしいという気持ちでいっぱいです。子育ても自分の子供だと些細なことでも心配になります。それが血の繋がった親子なのでしょう。
子育てをして初めてわかる親の苦労や自分の子供時代。そして25年が経過したとき、ちょうど今の自分たちと同じ時代を子供たちが駆け抜けていく。その駆け抜ける風は心地よい春風か冷たい北風かはわからない。でも唯一言えること、それは真っ直ぐに前を向いて歩いて、夢は自分でたぐりよせるものだけれども、結果は自ずとついてくると信じること。